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田市かん沼田市ずかん

沼須ねぎ

名産エピソード

沼田市とその周辺地域で主に自家用として栽培されている伝統野菜です。肉質が柔らかく美味しいねぎとして根強い人気があります。
また、良い品種を残すために採種用のねぎは、交配される心配がない環境へ植え直し、採種をしています。

詳細

古くから沼田市を中心に栽培され、昭和初期には麦の間作で産地が形成されていました。
しかし、病害に弱い等栽培の難しさから作付けが減少しました。現在は、沼田市沼須町を中心に数件の農家が採種し、ねぎ苗の注文に応えており、春先になると種苗店に苗が並びます。
伝統野菜とは、その土地で古くから作られてきたもので、採種を繰り返していく中で、その土地の気候風土にあった野菜として確立されてきたものです。
野菜の揃いが悪い、手間がかかる、という理由から、大量生産が求められる時代にあって生産が減少しています。

品種の特徴

  • 沼須ねぎ[ぬますねぎ]他のねぎに比べて葉が長くとがっており、白い部分が長く色々な料理に使われます。柔らかで食味が良く、品質の評価も高い伝統野菜です。
豆知識
  • 「ねぎぼうず」ネギの花のことで、球状についた白い小さな花を坊主頭に見立てたものです。
  • ネギのニオイの元は「アリシン」という物質。実は強力な殺菌効果があり摂取することによって、ウィルスの繁殖を抑えることが期待できると言われています。
沼須ねぎ

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